技能実習生として来日したファイサルさんにインタビューしました。

Q1 お名前、出身地、年齢を教えてください。

ファイサルと言います。インドネシア出身、25歳男性です。
インドネシアは18,000もの島々から成る国で、人口は中国、インド、アメリカに次いで世界第4位なんですよ。

Q2 日本の来る前は何していましたか?

バイクの溶接修理の仕事をしていました。私はバイクが好きで、溶接や修理に関する技術にも興味がありました。インドネシアには日本のバイクがたくさん走っていて、ホンダが一番人気です。次に人気があるのはヤマハです。

Q3 日本に来た理由は何ですか?

日本には世界的な車やバイクメーカーがいくつもあり、日本の高い技術に興味がありました。私も日本で技術を学び、自分自身の価値を高めたいと思いました。また、日本の文化や建物にも興味がありましたので、日本人と一緒に働き、学びたいと思いました。

来日は2019年12月です。とても寒かったです。でも、すばらしい景色と空気でどこに行ってもきれいでした。特に海がきれいで好きです。

Q4 日本ではどのような仕事をしていますか?

瓦葺き(かわらぶき)作業です。瓦は一枚一枚微妙に形が違っており、配慮なく並べるとずれが生じます。それを高い技術で整然と並べ美しく仕上げます。

はじめは一緒に働く日本人のかわらぶきのプロから、基礎的な知識を教わりながら実技指導を頂きました。先輩と一緒に現場に出て、じっくりと技術を身につけていきます。時間をかけた分だけ上手になるのが嬉しいです。

瓦には様々な種類やデザインがあり、施工する家も同じものがないので、毎日違うものに接する楽しさやチャレンジするやりがいがあります。

Q5 日本での生活はどうですか?

会社が用意してくれた寮に住んでいます。友達も近くにいて生活に不便はありません。休みの日は友達と魚釣りをしています。私は多趣味で、ゲーム、カラオケ、ギターも弾きます。

朝買い物に出かけたり、自分で焼きそばを作ったりしています。

Q6 将来はどうなりたいですか?

インドネシアに戻って、自分でビジネスをやりたいです。飲食店などのお店に興味があります。インドネシアにはたくさんのチャンスがあると思っています。そして、いつか愛する女性と結婚したいと思っています。

そのためにも、これからも勉強は続けて自分の価値を高めていきたいです。1日1日を大事にしながら、充実した毎日を過ごしたいと思っています。

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