技能実習生として来日したハンソーゲさんにインタビューしました。
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Q1 お名前、出身地、年齢を教えてください。
私はハンソーゲと言います。ミャンマー出身、24歳男性です。ミャンマー人は、姓はなく名前しかないんですよ。また、私はビルマ族です。ミャンマーには大きくわけて8つの民族、少数民族を合わせると135の民族がいると言われています。
Q2 日本の来る前は何していましたか?
大学で勉強しながら家の仕事を手伝っていました。家の仕事は農業でお米を作っていました。ミャンマーでは主食は米と言われ、ふつうは朝昼夜と白いごはんを食べます。またお米で作った麺を食べることも多く、各民族によってさまざまな麺料理があります。ビルマ族の代表的な麺料理はモヒンガーと言います。
食べ物といえば、ミャンマー人は仲の良い間柄であいさつを交わす際、日本だったら「調子はどう?」とか「げんき?」と言うところを「ごはん食べた?」ときくことがあります。「タミンサーピービーラー?」(ごはん食べた?)ときいてきたら、おなかがすいていなかったら「ピービー」(食べおわったよという意味)と、おなかが空いていたら「マサーヤーデーブー」(まだ食べてないよという意味)と言ってみてくださいね。
Q3 日本に来た理由は何ですか?
今まで外国に行ったことはなかったので、一番は外国で働く経験をしたいと思っていました。外国で働くことができた経験は、今後の人生に向けて大きな自信になると思いました。
外国の中でも日本を選んだのは、日本人は仕事に真面目だからです。時間を守りますよね。社会や会社に色々なルールがあり、みんな守って働いている印象がありました。そのような中で働くことは、自分にとって良い経験だと思ったのです。
来日は2019年6月です。暑かったです。ミャンマーも暑いのですが、日本も思ったより暑かったです。日本は街がきれいでね。ゴミも少ないし、ごみの分け方・出し方にルールがあって驚きました。
Q4 日本ではどのような仕事をしていますか?
解体です。マンションや住宅などを解体しています。解体は建物の大きさや種類、材質によっても毎回違う仕事のやり方になるので勉強になります。また、チームでやる仕事なのも好きですね。まだ慣れていないので大変な時もありますが、みんなと一緒にやる仕事は楽しいです。
Q5 日本での生活はどうですか?
休みの日は家でゆっくりしている事が多いです。両親にも電話しています。趣味は友達と一緒にゲームしたり、歌を歌うことです。食べ物は焼き肉が好きです。日本の焼き肉は美味しいですね。
去年の夏休みは大阪に行って観光しました。次は富士山に登りたいです。日本の富士山は有名でとても美しいですから。あと、ミャンマーでも大仏はたくさんあって、日本の鎌倉の大仏も有名です。「鎌倉の大仏に祈ると願い事が叶う」などの「伝説」があるみたいです。
Q6 将来はどうなりたいですか?
これからも日本で働きたいです。自動車整備など車関係の仕事に興味があります。