技能実習生として来日したハシムさんにインタビューしました。

Q1 お名前、出身地、年齢を教えてください。

私はハシムと言います。インドネシア出身、25歳男性です。2019年7月に来日しました。

Q2 日本の来る前は何していましたか?

トラックのタイヤを作っていました。やりがいのある楽しい仕事でしたよ。

Q3 日本に来た理由は何ですか?

日本の仕事の仕方を学びたいと思ったからです。日本人は時間を守りますよね。日本では、決められた時間を守らないこと=約束事を守れない人、信用できない人ということになってしまいます。私の国(インドネシア)では、“時間厳守”の意識は日本ほど厳しくはありません。時間はあくまでも“目安”といった考え方です。“時間厳守”の意識からは、私は学ぶべきことが実際に多くあります。

Q4 日本ではどのような仕事をしていますか?

左官(さかん)です。建物の壁や床、土塀などを、こてを使って塗り仕上げる仕事です。塗り壁の材料は、土系のものがあったりセメント系のものがあったりしますが、固まらないうちに壁などに塗り、きれいに仕上げなければならず、時間意識がとても大事です。

今は技術を身につけることを優先して、時々大変な時もありますが、積極的に学ぶ姿勢を持って取り組んでいます。一緒に働く日本人は丁寧に教えてくれます。出来上がったときの満足感は大きなものがありますね。色々な場所に行くのも楽しいです。

Q5 日本での生活はどうですか?

日本は街や道路がとてもきれいですね。
言葉がわからない時も未だありますが、日本の映画やテレビを見たりして勉強しています。それと食事が美味しいですね。日本の焼魚と牛丼が大好きです。

インドネシアの家庭料理といえば「ナシゴレン」と「ソト・アヤム」です。「ナシゴレン」は、チャーハンのようなご飯料理で、インドネシア語で「ナシ」は「ご飯」、「ゴレン」は「油であげる、いためる」という意味があります。日本でも人気のある料理ですね。

Q6 将来はどうなりたいですか?

日本で学んだ技術を活かして、インドネシアで家を建てる仕事をしたいです。

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